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ミシュラン・X-ICE XI2 総括 [CarLife]

さて、ようやく夏タイヤへの交換を終えた。夏タイヤはピレリP7000。少々設計の古いタイヤであるが、抜群のコストパフォーマンスと秀悦なウェット性能は今なお魅力的である。



そしてミシュラン・X-ICE XI2である。以前はXI1を履いていて、ピレリ・アイスストーム3を間に挟んで、また今シーズンよりミシュランに戻ってきたのである。

ちなみに使用サイズは215/45R17である。

3年ぶりのミシュランのスタッドレスタイヤ。このタイヤで1シーズンを後にしてさまざまな走行シーン(ドライ、新雪、シャーベット、アイス、ウェット・・・・)での感想を書いてみたいと思う。

まずはドライ路。一般的な国産やわらかスタッドレスとは一線を画す。コーナーを攻める気には全くならないが、高速路でも直進安定性はスタッドレス”らしくない”しゃっきっとした感じがある。さすがはスピードレンジ”T"(Max190KMH)。タイヤ自体の剛性の高さをハンドルで感じる。ロードノイズも控えめ、乗り心地もマイルドで、よく出来たサマータイヤ顔負けのスタッドレスである。

 

次にウェット路。市街地でも高速路でもアクアプレーニングに襲われる事はなかった。排水性は”スタッドレスにしては”優秀だと思う。

新雪路・圧雪路。抜群のグリップ、ブレーキ性能を示す。ハンドリングも問題なし。合格!

シャーベット。以前履いていたXI1の記憶より少し劣る感じ。すこしハンドルが取られる感覚があります。そして真っ直ぐ走らせるのに神経を使います。この点は以前のXI1のほうが良い。

アイス路。加速・ブレーキともに合格レベル。特にブレーキ性能は際立って向上している。制動しながらの旋回もしっかりとこなす。北国の生活タイヤとして十分に合格レベルである。ただコーナリング時のステアリングインフォメーションは少なめ。突然グリップを放棄するようなことは無かったが、グリップ感がもう少し欲しいところ。

 

以上、ミシュラン・X-ICE(XI2)のシーズンを通じての評価である。このタイヤに限らず、ミシュランタイヤは空気圧の違いでタイヤの性格がかなり変わる。最低でも1回/月はタイヤ空気圧のチェックを行うようにしないと、このタイヤの性能をフルに引き出すことはできないと思います。

XI1からの進化を氷上性能に感じるとることができました。それによってDryやWet性能も損なわれていないので、よりバランスの取れた良いスタッドレスタイヤとしてオススメできます。アイス性能に特化したようなタイヤは北国の生活タイヤとしては役に立ちません。走行シーンは様々ですし、路面状況も日々変化しますから。

過去に遡って、これまでのスタッドレスタイヤを3段階評価をしてみます。

<ミシュラン・X-ICE>

ドライ:A  ウェット:B   新雪・圧雪:A  シャーベット:A  アイス:B

<ピレリ・アイスストームキューブ>

ドライ:B  ウェット:B   新雪・圧雪:A  シャーベット:C  アイス:B

<ミシュラン・X-ICE(XI2)>

ドライ:A  ウェット:B   新雪・圧雪:A  シャーベット:B  アイス:A


 

 


 


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