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ランチア テージス [CarLife]

さて今日はランチアの話。
みなさんはランチアというイタリアの自動車メーカーをご存知だろうか?
ラリーをお好きの方にはストラトスやデルタなどの車種が有名だと思うが、今日は現行車種についての話である。
かつてマヅダが正規輸入していた1990年代頃はオートザム店などで購入できたという夢のようなお話。しかし現在は正規輸入はされておらずガレージ伊太利亜が並行輸入という形で販売しているのみである。取り扱われている車種はフラッグシップサルーンたるテージス、小さなハッチバックのイプシロン、ミニバンのムーザの3車種である。本国イタリアではさらに、中型セダンのリブラとそのワゴン(SW)、そしてフェドラという3車種が販売されている。そろそろ次期イプシロンの発売が近い事もアナウンスされている。

さてその中でも今日はランチア・テージスについて。
このクルマ、4,890×1,830×1,470(mm)という堂々としたサイズを誇るFFサルーンである。1800Kg超のボディーを3.2リッター直6エンジン(230ps 29.4(kgm)で引っ張る訳である。エンジンはこの他2.4リッター直5コモンレール式ディーゼルターボエンジンも用意されてるようである。
実際に乗ったことも、実物を触った事も無いわけで、動力性能や走りについては想像に頼るしか無い訳だが、なぜそんな私がこのクルマを気にするのかといえば、それはデザインである。
自動車雑誌やクルマ関係のホームページにたまに登場するこのクルマ。一瞬ギョッとするエクステリアデザインはやがて慣れてくると優美さと気品を兼ね備えた上品さを感じさせる。この雰囲気を醸し出せるクルマは世界でもイギリスの数社と、このランチアくらいではないだろうか。
特筆すべき点はインテリアにも多い。レザーとウッドパネル(そして恐らくアルカンタラも)を使った内装はセンス良くまとめられており、その全体からむせ返るような色気が漂うのである。この感じはジャガーでもメルセデスでも、ましてやレクサスなどでもないランチア独特のものである(と思う)。

ボディーカラーは12種類用意されており、大いに悩ませる。
価格は3.2リッターガソリン仕様で¥6,804,000(税込み)である。
もし私に経済的な余裕があったならランチア・テージスという選択も悪くないと思うのである。
噂では新型デルタ登場(2008年頃?)に合わせて、フィアットオートジャパンがランチアの正規輸入を再開させる予定であるようだ。


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