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水のようなかげ [日記]


目を閉じると風景がドリフティン
風なのか水なのか時間と速度は一定だ

小刻みに小気味好いリズムは時間に対して垂直に楔打つ
歴史とはその打たれた深さに反比例して忘却される

曇天の土曜日。そして路地の先の喫茶店の一番奥の席から見た街の様子
コーヒーのカップの底には孤独や不安なんかの感情が沈んでいて、それをそっと飲み干すのがコーヒーの流儀なんだと思っている

緊張と緩和。いや萎縮と解放か。平日と休日の境目を行ったり来たりしながら人は老いていくのだから、その両方のプロセスを楽しむほうがいい

人生は楽しんだほうがいい。楽しまなくてはならない、ではなく。楽しんだほうがいい、のだ。縛られると窮屈だからゆるくてリラックスした部屋着のように休日は過ごそう。音楽も食べ物もお酒も、楽しんだほうが幸多い。

水を飲みながら考える。深くなっていきがちな思考を上澄みのところで留める工夫を重ねてきた。結論を行動に委ねるために。

結果は自分で負う。過程は少し多めに時間を割いてもいいだろう。過程こそ人生であり、結果こそ自分だ。

風を感じるように心掛けると良い。たとえ都会の喧騒の中でも僅かな風を感じるのだ。記憶の中の風でもよいから。自分と他者の界面がスゥスゥするだろう?それが自分の大きさだとわかる。






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